まっすぐな脚を手に入れよう

 まっすぐな脚とは、立ったときに踵、内くるぶし、ふくらはぎ、膝の内側、ふとももの5箇所が付く形のことです。このときに膝頭をまっすぐ正面に向いているのが良い脚です。O脚でなくても細すぎる足では、ふくらはぎやふとももが付かないこともあります。この5つの箇所が付く美脚を持つ人は全体の5パーセント以内だと言われています。O脚矯正を行っても、この5箇所が全てつく脚になるわけではありません。骨格と身長のバランス、適度な脂肪、筋肉などによって、条件が異なるため、膝が付いてもくるぶしやふくらはぎが開いてしまうこともあります。
 O脚矯正を行えば、モデルのような完璧な足になるわけではありません。しかし、まっすぐな脚を手に入れることで、しっかりと立つことが出来るようになり、内臓の歪みや骨の歪みも治すことが出来ます。O脚を治すときには、まずは自分の骨格を知り、体にあった美しい脚を目指すことが大切です。そのためには、正しい方法でしっかりとした指導の元でO脚矯正を行いましょう。自己流での矯正は、O脚が悪化したり、OX脚というようなO脚とX脚が混じった脚になってしまうこともあります。
 自己流の矯正では、膝の内側がくっつけばO脚が治ると思いがちです。そのために、無理に膝を矯正して、その結果としてO脚が治らないまま膝だけが内側に向いてしまうことがあります。こうなると、腰に負担がかかるようになり、これまで無かった腰痛などが生じてしまうこともあります。美しい脚を手に入れるための努力が脚の状態を悪化させるだけでなく、他の体の歪みを誘発してしまうこともあります。自己流での矯正には危険も伴うことを理解しましょう。O脚矯正を行うときには、脚の状況とその理由を知ることが大切です。
 O脚の原因としては、骨盤が開いて脚が正しく伸びてこない、足首や膝の関節が歪んでいる、体の中心線が歪んでいるなどが考えられます。原因によって対処方法も異なってくるので、自分の足のどこを治すと美脚になるのか知る必要があります。そのために一番簡単な方法は、専門家の診断を受けることです。整形外科や整骨院などでもO脚を相談することが出来ます。まずは理由と対処法を知ることが大切です。
 また、脚の矯正は継続して行う必要があります。医院での治療でまっすぐな脚となっても、生活習慣が間違っていては、すぐにO脚に戻ってしまいます。矯正後も脚のマッサージや運動、立ち方や歩き方などに気を配る必要があります。

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